しみ専門サイト。先天性、後天性の症状・原因の解説、予防法など。

しみドットコム 主催:品川シーサイド皮膚・形成外科クリニック

予防法

1. 紫外線対策

a. しっかりした織目や網目の生地の衣服の着用

太陽光が透けない生地で、白や淡い色調のものは紫外線を反射させます。生地の素材は木綿およびポリエステル・木綿混紡が紫外線防止に適しており、体を覆う部分の多い衣服が紫外線暴露を少なくします。

b. 帽子の装用

幅の広いつばのある帽子が紫外線防止に効果的です。

c. サングラスの装着

紫外線カットのレンズを使用していないサングラスを装用すると、太陽の光が少なくなるために瞳孔が散大して相当量の紫外線が眼の中に入るため、かえって危険です。従って、サングラスを装用する場合は、紫外線防止効果が明示してあるものを使用して下さい。また、最近では通常の眼鏡に紫外線カットのレンズが使用されていますが、紫外線は正面からだけでなく、上下、側方、後方からも眼に入ってくるため、レンズサイズの小さな眼鏡や顔の骨格に合わない眼鏡では紫外線に対して十分な防止効果を期待できません。従って、ある程度の大きなレンズで顔にフィットする眼鏡を装用するようにして下さい。

d. 日傘の使用

日差しの強いときの外出などに、日傘の使用は効果的です。最近では紫外線防御機能を高めた日傘も登場しています。

e. 日陰の利用

日陰では紫外線暴露量は減りますが、間接的に空中で散乱したり、地面や建物からの反射もあるので、日陰であっても紫外線を浴びることを忘れないで下さい。

f. サンスクリーン剤の使用

外出前に皮膚に塗布し、屋外で長時間活動する場合には定時的に塗布しなおす必要があります。一般にサンスクリーン剤には吸収剤と散乱剤の2種類があり、両者を組み合わせたものもあります。水泳や汗をかいてサンスクリーン剤が取れにくい耐水性のものも製品化されています。詳細は後述します。

g. 紫外線予報

天気予報と同様にある程度の不確実性はありますが、その情報を基に、屋外活動における行動制限や紫外線対策の参考になります。

紫外線によるしみについて
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2. 食事

偏食をせず、ビタミンB類、C、Eならびにミネラルを豊富に含む食品の摂取の励行。また、抗酸化作用を持つサプリメント[ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、アスタキサンチン、αリポ酸、ポリフェノール類(フラボノイド、カテキン、イソフラボン、アントシアニン)など]も適量補給することは好ましい。

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3. 生活の改善

規則正しい生活と十分な睡眠をとり、適度な運動を習慣化すると、ホルモンバランスも整い、新陳代謝のリズムが順調になり、ストレス解消にもつながる。

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4.禁煙

 

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